2011年からボートレースに携わってきた平井佳織アナウンサー(38)。前編では子役出身でタレントとして活躍していた時期やボートレースと携わる経緯を聞いた。後編は免許証写真モデル2代目「日本花子」誕生秘話や、未来へのビジョンを語った。
-ボートレースと深く関わった頃、平井さんご自身は2016年にご結婚されます
平井佳織アナウンサー(以下、平井) 旦那さんは高校の同級生です。神奈川県立七里ガ浜高等学校という、私にとっては最高の高校。海沿いにあるので、江ノ電(江ノ島電鉄)で通って毎日、窓から海を眺めながら過ごしました。結婚をすることで何か変わるかと思ったら、ほとんど変わらなかったです(笑い)。世間の結婚に対するイメージというか…。少しは仕事はセーブしなきゃいけないのかなとか思っていたけど『それは誰が決めたルールなの?』と旦那さんは言ってくれて。一般的に、とか常識とかそういう型にはとらわれず、ハッピーな方法を見つけてくれるので出産を経て子育て中の現在でも変わらず心穏やかに過ごせています。感謝しかないですね(笑い)。
-そして今の所属事務所、シュープロモーションに加入
平井 一時期、声が出せなくなった時があって。お仕事の仕方を考える中でご縁があり、シュープロモーションのマネジャー細野さんとお会いさせていただきました。それが2018年ですね。ありがたいことにとっても楽しくお仕事をさせていただいています。というのも、これまでは何かミスしたらこの世の終わり、くらいのプレッシャーがあった。とにかく出来る準備は全て。6時間の配信用のトークテーマもこのレースではこれみたいに考えて、がんじがらめになっていました。でもある時、現場からの帰りに(所属事務所で先輩となるタレントの)内山信二さんから『配信中はもっと普通に会話していいんだよ』と言われて。「確かに!」みたいな(笑い)。もちろん準備をすることも好きだし、いいけど、それ以上にその場のテンションとか空気感が大事かも、と思えるようになってからは、より良いモチベーションでお仕事に向き合えるようになった気がします。失敗してもこの世は終わらない(笑い)。また次、チャレンジできるという環境をいただけていることが本当にありがたいです。
-免許証写真モデル2代目「日本花子」になった経緯は
平井 令和になった年(2019年)からなので、もう7年目になりますね。もともと「日本花子」を募集していたわけではなく。私も撮影したその日にこの写真になるということを知りました(笑い)。都内のハウススタジオで本当に証明写真を撮るようにブルーの背景をセットしての撮影でした。声をかけてくださったのは昔、研修用動画のお仕事でお世話になっていた方。つながりってすごいですよね。「2代目」と言われたことで、2021年にはABEMATVでの「ABEMA的ニュースショー」や、TBS系の「新・情報7daysニュースキャスター」(現在は情報7daysニュースキャスター)にもインタビュー出演させていただきました。これは「関口宏の東京フレンドパーク2」出演時の映像も使っていただけて、すごくうれしかった。あとは免許更新に行った人やテレビで「日本花子」が使われていると、いまだにみんな報告してくれる。なのでちょっと楽しいです(笑い)。
-そしてボートレース予想配信にも出るようになりました
平井 予想配信に出始めたころは、MCやキャスターのポジションで予想配信に出演している人がいなくて。でもコロナ禍を経てYouTubeの予想配信が続々と増えていった。どうしたらいいか…。考えた時に、事務所も移籍して環境も変わったからこれを機に思い切ってお仕事のフィールドも変えてみようと! 結果として今があるので、間違ってなかったのかな? 予想配信も立ち上げから関わりましたが、最初は視聴数も20人とかで。でも今は主流になっているからすごいですよね。以前、配信を担当されていた方が、私が予想する時、展開を考えて点数は絞りたいな、と思って出したフォーカスを見て『買い目が美しい!』と言ってくださって。なので、点数を絞った買い目がばっちりはまった時は、素直にうれしいです。
-今後の仕事面に関するビジョンを教えてください。
平井 好きなことをお仕事にさせていただいているので今、子育てをしながら続けられていることに感謝しながら頑張っていきたいです。お声をかけていただいた時に、常にベストの状態でいられるように健康管理もしっかりとして(笑い)。そして新しいことに挑戦し続けられる自分でいたいなと思います。
-では、最後におまけの番外編として、趣味に関してうかがいます。ミュージカル鑑賞と海外旅行がお好きとのことですが
平井 もともと、「オペラ座の怪人」が好きで。舞台もいろいろ観ていましたが、きっかけになったのは2011年帝国劇場100周年記念公演「レ・ミゼラブル」でした。そこから多いときは月に1、2回観劇に行っていた時もありました。同じ演目でもその日の空気があって、今日だけという特別感というか。だからついついリピートしてしまうんですよね。来日公演でファンになってしまったフランス版「ロミオ&ジュリエット」は好き過ぎて韓国や中国の上海まで観に行きました。
-最後に海外旅行でのエピソードなどを教えて下さい
平井 高校生のころから毎年のお楽しみ(ご褒美)として行っていました。ガイドブックに載っていないようなところに行きたくて現地の人におすすめを聞いたりして楽しんでいます。印象に残っているのは…。いろいろあるけど、オーストラリアのロットネスト島で野生のクオッカワラビーと遊んだこと。にこにこしていて世界一幸せな動物と言われています。あとは花祭りで有名なイタリアのジェンツァーノ。写真を撮ってくれた韓国人の方が、日本人を知ってると紹介してくれたのが花絵師の藤川靖彦さんで。日本に帰ってからイベントなどで一緒にお仕事をさせていただきました。本当に、どこにすてきなご縁があるかわからないですよね!
◆平井佳織(ひらい・かおり)1986年9月13日生まれ。38歳。神奈川県鎌倉市出身。9歳の頃から子役としてタレント活動を開始。神奈川県立七里ガ浜高校から青山学院女子短期大学・英文学科英語学専攻へと進学し大学在学中にTBS系「関口宏の東京フレンドパーク2」に従業員役で出演。大学卒業後もタレント活動は継続し、2011年からボートレースに仕事として関わる。主にMC、リポーターなどで活動。2019年から運転免許証の見本写真2代目「日本花子」モデルに。趣味は海外旅行とミュージカル鑑賞。2016年に結婚し、2023年に第1子誕生。翌年から仕事を再開し、ボートレース関連ではMC、予想配信などを中心にさまざまな仕事をこなしている。



























