オール単騎の激戦となったヤンググランプリで、人気を集めた吉田拓矢の機動力は不発に終わった。

 最終ホーム5番手に付けて、2角4番手からまくった畑段嵐士を追走した。「追っていったが迷ってしまった。弱気だった…」。2センターから大外を踏んで直線一気の逆転を狙ったが4着がいっぱい。「単騎ばかりで初手の並びも分からない。難しい。この経験を次に生かしたい」と、新年でリベンジを狙う。

 また、このレースで落車した新山響平は、左腸骨骨折の疑いなどと診断された。