コンテンツエリア



メインコンテンツ

G2 サマーナイトフェスティバル

展望

ナイターも制圧するか鉄壁関東勢

 真夏の夜の大決戦「サマーナイトフェスティバル」が、7月15日から3日間、静岡・伊東競輪場で行われる。平原康多と武田豊樹の関東ゴールデンタッグの牙城を崩すのは誰か。また、ガールズ唯一の勝ち上がり制タイトルレース「ガールズケイリンフェスティバル」も同時開催され、総勢21人が男子に負けじと熱戦を繰り広げる。

勢いは中部!快挙を狙う浅井康太

◆サマーナイトフェスティバル

 3日制となって3度目を迎え、相変わらず勝ち上がりは厳しい。予選8レースからの無条件突破は1、2着だけで、3着はわずか2人。となると、やはり特選メンバーが有利に運べる。

 V候補筆頭は平原だ。高松宮記念杯などを見ていても、最近は関東地区の若手の台頭で前を託すことが増えてきた。そのため、本来の「位置取り」のうまさやシビアな立ち回りが消えてしまった感は否めない。しかし、今開催の関東勢は追い込み選手が多い。久留米G3決勝の落車は軽傷で済んだようだし、本来の走りを存分に披露できる。

 平原と連係するのは盟友武田。昨年、伊東全プロ記念のスーパープロピストレーサー賞制覇を契機に、調子は尻上がりだった。験のいいバンクで、再び上昇気流に乗りたい。

 関東黄金タッグの永遠のライバルは、稲垣裕之と村上義弘の近畿・絆ライン。久留米G3決勝で1着失格した稲垣は、気持ちを切り替えられるかが鍵になる。一方、ベテラン村上は直前の小松島G3で復活V。新ダービー王となった三谷竜生に、古性優作らを擁する強力布陣で、関東勢に真っ向勝負を挑む。

 大会との相性の良さでは中部勢。深谷知広、近藤龍徳、浅井康太と現在3連覇中で、浅井の史上初のV2達成なるかが注目される。また、ニューヒーロー山田英明のいる九州勢の巻き返しにも期待したい。

夜の女王を懸けた同門対決に注目

◆ガールズケイリンフェスティバル

 21人による勝ち上がりレースで、予選3個を2日戦った獲得ポイント上位者7人が、決勝で夜の女王の座を争う。

 勢いでは児玉碧衣が抜けており、今年5月から破竹の18連勝中。自慢のスピードに磨きをかけ、ついに本格化した。初タイトルも夢ではない。

 2カ月ぶりに実戦復帰する姉弟子の小林優香も軽視できない。アメリカ遠征を機に肉体改造に成功。本来の地足にダッシュを身につけており、1年ぶりの特別で女王奪還を目指す。

 前年覇者の梶田舞は近況不振だったが、直前の松戸で逃げ切りVを飾り復調ムード。徹底先行の奥井迪に石井寛子、高木真備と強力布陣の東京勢も見逃せない。



ボート

【ボートレース】船岡洋一郎は唯一の連勝発…/多摩川
【ボートレース】船岡洋一郎は唯一の連勝発…/多摩川 [記事へ]





右カラム