浜野谷憲吾(44=東京)が、ゼロ台の応酬となった緊張感あふれるスリットから1Mを冷静に伸び返し、しっかりと先マイに成功した。

大激戦の2着争いは吉川元浩(46=兵庫)が競り勝ち、3着は寺田祥(40=山口)。浜野谷は今年2回目のG1制覇。そして意外にも住之江G1初制覇となった。

進入はS展示と同じで123・456。絶好のカドから菊地孝平がこん身のスタート攻勢に出たが、スロー勢も伸びられない。結果的にイン浜野谷は6番手スタートのコンマ18だったが、先マイ態勢に持ち込んでそのまま押し切った。

これで優勝賞金800万円を加算し、賞金ランキングは暫定9位に浮上。年末グランプリの当確圏に入った。

払戻金は2連単(1)-(5)で1040円、3連単は(1)(5)(6)で6370円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)