遠藤勝弥(29=静岡)が力強いレースを見せた。予選7Rでは打鐘で高橋明久をたたき、最終ホームからまくってきた菱田浩二も合わせて番手藤田和彦とワンツーフィニッシュ(2着)。「(別線が)来れば合わせられるだけの余裕はあった。将来S級に上がった時のことを考えて、最近は意識して長い距離を踏む練習をしている。その成果が出たかな」と満足そうに笑った。24日には30歳の誕生日を迎えるが「気持ちは10代のころと変わらない」と、まだまだ進化の余地は十分にある。準決9Rも逃げまくり、自ら最高の誕生日にしてみせる。