競輪を統括するJKAは27日、競輪選手2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。競輪選手の感染は初めて。

JKAによると、当該2選手はレースに出場していなかった22日と25日に自宅で発熱。ともに25日にPCR検査を受けて26日に陽性と判明し、現在は入院している。濃厚接触者については保健所が調査中。保健所の指導に基づき必要箇所の消毒などを実施し、今後の開催に影響はないという。

JKAの新型コロナウイルス感染拡大防止対策本部は「これまで競輪業界では、感染拡大予防ガイドライン、同対策要綱を制定し順守してまいったところですが、このような事態を踏まえ、あらためて、業界関係各所と連携し、よりいっそう感染拡大防止に向け積極的に取り組んでまいります」とコメントした。