ボートレーサー1人が新型コロナウイルスに感染したことが9日、判明した。

当該選手は6日に自宅で発熱し、7日にPCR検査を受検した結果、8日に陽性と診断され緊急入院した。当該選手は4日まで住之江ボートに参戦しており、現時点で所轄保健所から、同開催に出場していた3人の選手が濃厚接触者として特定された。また、感染者の家族で同居している選手1人も濃厚接触者となっている。

この事態を受け、今後のレース開催に万全を期すため、住之江ボートの当該競走に参加していた全選手について、直近の競走への出場を自粛させ、次の競走に参加していた13人については9日早朝に途中帰郷させた。

なお、11日からの住之江ボート「オール大阪・摂河泉競走」は開催中止。当該選手と接触する機会があった関係者については、18日までの外出自粛、必要に応じてPCR検査等を実施するとともに、宿舎や競技部内等も消毒作業を実施する。