現役最年長S級レーサー萩原操(58=三重)が引退する意向を固めたことが3日、明らかになった。

84年1月~17年12月まで34年間のS級連続在籍記録や、昨年11月の小松島F1で最高齢S級勝利、20年6月四日市では最高齢A級1、2班戦で優勝、18年1月に西川親幸に更新されるまで、最高齢F1優勝と、年長記録を次々と更新した鉄人レーサーがバンクを去る。また、西浦仙哉や西村光太、太田美穂、下井竜ら、たくさんの弟子を育てて輪界に貢献した。

萩原は「気持ちが切れた。ガス欠や。負ける前提で走るのはファンに失礼に当たると思って、引退を決意した」と話した。