平田忠則(45=福岡)が肉体改造の成果をレースで出す。

ケガ続きだった。今年5月1日以降でも82走だけと、休みがちだった。「腰は痛いし、手首を痛めるし、あちこちありました」と振り返る。

一時は治すために、何もしなかった。「でも、何もしないのはいけないと思った」と痛みを克服するために動き始めた。

最近は体幹に加えて、負荷をかけたトレーニングも積んでいる。「体重は(57キロに)増えてしまったけど、今の体をベースに今後を考えていきたい」。45歳のマスターズ世代になった。変化が必要なときなのかもしれない。

初日は2R5枠、12R3枠の2走。「まだ、いいとは言えない」という機力を底上げしてレースに臨む。