地元の中田竜太(34=埼玉)が、プレッシャーをはねのけてイン速攻を決めた。今年は7月の多摩川に次ぐ2度目、通算28度目の優勝を飾った。1周2Mでさばいた椎名が2着、渡辺雄一郎が3着に入った。

中田は第一声、椎名豊の調整力に舌を巻いた。「椎名は出てた。行き足がすごかった。さすがですね。まくられるのだけが怖かった」。その重圧の中、コンマ11のトップスタートを踏み込み、インから持たせた。「先に回れれば出足は負けることがないと思った」。まくられないスタート、ターンで戸田10度目の優勝へつなげた。

近況は勝率が7点台へ回復。本来の俊敏さが戻ってきた。「来年のための今年だと思っているので。3月、あとは再来年も意識して。日々精進ですね」。来年3月の平和島クラシックなど、今後のSG復帰を見据え、次走11月3日からの住之江G1へ向かう。