西橋奈未(26=福井)が、窮地に耐え、激闘を制した。インでまくられながらも驚異的な立て直しから首位を奪取。決まり手は「逃げ」だったが、「逆転」に等しいレース内容で、20年11月の芦屋以来、通算2度目の優勝を飾った。デビュー初優勝を狙った高憧は悔しい2着。高田綾が3着に入った。

コンマ15のトップスタートを決めた高憧が、3コースまくりで先行。西橋は応戦できずに、残すのが精いっぱい。しかし、そこから猛追すると2Mまでに舟を入れて先頭へ。2周1Mで再び強襲する高憧を退けた。「あ~、うれしい。何とか逃げて、いや、逃げてないな。めっちゃ焦りましたけど、エンジンのおかげで勝てました」と喜んだ。

前節の地元三国で年間3本目のフライングを切った。12月に常滑、三国を走り、フライング休みに入る。「今年はけがをしたり、F2をしたり…。ファンを悲しませることも多かった。でも、今後は期待に応えられるように頑張ります。来年、三国で(レディース)チャレンジカップもあるので出たい。そのために事故はしないように」。年内2節を含め、今後の飛躍を誓った。