4月は新緑、新年度の季節。ボート界はベテランレーサーが熟練したテクニックで名人の称号を争う。プレミアムG1第24回マスターズチャンピオンは、ナイターの福岡・若松ボートで18日から開催される。直前連載コラムの第1回は、2500勝を目前にした東京支部の雄、三角哲男(56)にスポットを当てる。
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三角がプレミアムG1の舞台で、2500勝の大記録をしっかりつかみ取る。直前に参戦した地元・平和島で最終日の特選を逃げ切り、通算2500勝に王手を懸けた。ボートレース70年を超える歴史の中でも過去、36人しか達成していない偉業だ。
三角は、淡々とレースに向かうタイプ。しかし、全速スリットから繰り出す切れ味鋭い攻撃力にいささかも衰えはない。94年に住之江グランドチャンピオンで初のSGタイトルを勝ち取った時は27歳。以来、東京支部をエース浜野谷憲吾らと引っ張ってきた。
この大会も16年びわこ、17年津と連続優出した実績を持つ。開催される若松でも14年にSGメモリアルで優出5着した。その時は開会式で「21世紀枠でやってきました」と笑いを取っての好成績。今回は序盤で2500勝、その勢いで優出を目指す。【中川純】
◆三角哲男(みすみ・てつお)1967年(昭42)3月3日、千葉県生まれ。ボート58期生として86年5月多摩川でデビュー。同年8月、江戸川で初勝利。90年8月に大村で初優勝、通算90度の優勝を誇る。G1は93年多摩川周年で初優出初制覇など3回優勝。SGは94年住之江グランドチャンピオンを優勝。163センチ、51キロ。血液型A。
※明日は注目選手・下





















