ボートレース真夏の頂上決戦、SG第69回ボートレースメモリアルが22日から福岡ボートで行われる。

コラムの第1回は、今月初めのプレミアムG1レディースチャンピオンを優勝した遠藤エミ(35=滋賀)に注目。女子初のSG覇者は、さらなる向上心を持って福岡にやってくる。

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8月6日、津ボート。遠藤がプレミアムG1レディースチャンピオンを2大会ぶりに制した。イン平山智加を2コースからジカまくりで破ったレースは、本当に強かった。遠藤が「女王」であることを、あらためて強く印象づけた。

そしてこの優勝で「これから、上の舞台で活躍できるように力を付けていきます」と宣言した。上の舞台とは、もちろんSGのことだ。

遠藤の年末へ向けての目標は、「グランプリ出場」。昨年3月に大村クラシックで、女子選手として初のSG優勝を遂げた。1つの頂点を極めたのは間違いない。しかし遠藤にとって、グランプリはあこがれでなく「出場すべきSG」となった。津で優勝した後の宣言はそれを示す。

このメモリアルは開催施行者希望での出場。遠藤エミという選手は、SGで絶対に必要な存在になりつつある。それでも挑戦者である気持ちは変わらない。その先に2つめのSGタイトル、グランプリ出場がある。【中川純】

◆遠藤エミ(えんどう・えみ)1988年(昭63)2月19日、滋賀県生まれ。ボート102期生として08年5月、びわこでデビュー、同年9月に同地で初勝利。初優勝は12年11月の鳴門ダブル優勝戦。22年大村クラシックで史上初の女子SG優勝を果たす。同期に河合佑樹、滝川真由子、上野真之介、前田将太ら。154センチ、44キロ。血液型A。

※明日は「注目選手・下」