最終日、12Rで発走直前の雷鳴を伴う豪雨のため、約5分ほど発走は遅らせて優勝戦が行われた。進入は枠なりの3対3進入。砂長知輝(23=埼玉)が5コースからスタートタイミング14でスリットを通過、1周1Mは4コースからまくった佐藤大佑の攻めに乗って差し、一気に突き抜けた。今年1月芦屋以来、通算で2度目、地元戸田では初の優勝を飾った。2着は西舘健、3着は若林将。

「しっかりと展開を突けました。突然の雨も予想に入れて見越した調整が大当たりしたんだと思います。地元での初Vは、優出インタビューでも絶対に優勝したい気持ちと言ったので、戸田2回目の優出で優勝できて良かったです」と、まずは地元戦で結果を出せたことを喜んだ。

「(エンジンは)そんなに大きくは扱っていないけど、2日目以降から手前の上がりとか押し感がいまいちだったので、そこを意識し、手前寄りにペラを調整していった。豪雨で少しスタート遅れたけど、むしろラッキー。雨降ってくれた方が僕に展開があると思った」。雨を見越した調整で、むしろ急な降雨をも味方に付けたのは、走り慣れた地元の戸田だからこそだ。

「1Mは、しっかり雨に対応できるペラにしておいたんで、遅れて差したな、と思ったんですけど、手応えは西舘(健)選手より強い感じでしたね」と調整がばっちりでファイナルでは、節一級の仕上がりだった西舘に劣らないほどエンジン出ていたのも、勝因の一つだ。

今後の抱負を「この優勝をを機に、上積みできれば。まずはA1級に上がることを目標に。トップルーキーにまず入りたい。来年のヤングダービーに出たい」今年は芦屋、そしてここ戸田で優勝を経験しただけに、この後に続く福岡、江戸川のルーキーシリーズでさらに、スピードと調整力を磨き、ステップアップして来年をさらなる飛躍の年へとしたいところだ。