地元新鋭の藤原仙二(19=滋賀)が、開幕戦で特大のホームランをかっ飛ばした。
初日の前半1R、大外からコンマ11のトップスタートを決めると、鋭くまくり差して後続を突き放した。2着に山崎善庸、3着に待鳥雄紀が入り、3連単は118番人気の6万9820円と、大波乱を演出した。後半6Rでも、宮下元胤に競り勝って3着を奪った。
22年5月デビューの130期で、父がJRAで調教助手を務めていることから話題となった。それでも気の緩みはなく、前検日時点の来期適用勝率(5月~10月)も3・92と、初の4点台に近づいている。師匠丸野一樹の教えを受けて、日々成長している。
2日目は、4R5枠の1回走り。自身初の準優進出、そして優出へ、攻めの姿勢を貫く。