優勝戦は、田口節子(42=岡山)2コースから差しを決めて3月児島以来、今年2度目の優勝を飾った。

ウイニングランでは、思わずガッツポーズが飛び出すほど。普段はポーカーフェースを崩さない田口が珍しく感情を爆発させた。「信じられない。こんなに3周が長かったのは初めて」と興奮冷めやらぬ表情で優勝をかみしめた。

インに構えるのは、大村が誇る絶対的エース19号機の川野芽唯。「伸びられるのは仕方ない。とにかく差せるようにという調整をずっとしていて、うまくはまった。今までやってきたことが、エンジンを引き出せたと思う」と積み上げてきた経験値が大一番でも結実した。川野が平高奈菜のまくりをけん制した一瞬の隙を見逃さずにブイ際に飛び込む。その後も、幾度となくアタックしてくる川野を、テクニックをフルに駆使して振り切った。

21、22年と現在2連覇中のクイーンズクライマックス出場へ向けても正念場。「いい位置(賞金ランク10位)に踏みとどまっているし、今年も出たいと思っている」と3連覇の偉業へ向けて、年末へ向けてエンジン全開で突っ走る。