石野貴之(41=大阪)が最高のパートナーを手に入れた。4番目に抽選器の前に立って“ガラポン”を回すと選手代表の西村拓也が思わず「おっ」と声を上げた。間髪入れずに石野が小さくガッツポーズ。88号機と再会した瞬間だった。

5月のラピートカップで優勝。その際に「グランプリで引きたいですね」と、口にしたほどの好素性。これを引き当てることだけを念じていた。「絶対に引くと思ってたんですよ」。

前検の感触は他と大差なかったそうだが、「この(トライアル2nd組)中では一番いいと思ってるので。節間、ペラ調整だけでいく思います」と何の心配も要らない。2度目の頂点に立つべく、入念に準備を積み重ねる。