◆遠藤エミ(35=滋賀)賞金ランク1位

昨年は女子初のSG優勝(3月大村クラシック)を飾り一躍、時の人に。それもあって、今年はSGやG1が主戦場になった。

派手な活躍はなかったとはいえ、高いレベルでもまれて地力は大幅に強化。クイーンズクライマックスは3年連続で獲得賞金1位での出場と、誰もが認める最強女子レーサーだ。

多摩川は21年11月のG2レディースチャレンジカップ以来。ブランクはあっても、目下2連続で優勝中と実績十分。堂々たる運びで相手を退け、史上初となる夏冬の女子ビッグタイトル完全制覇をやってのける。

◆守屋美穂(34=岡山)賞金ランク2位

「今年こそ…」。多くのファンが願っているだろう。女子ビッグタイトルの優勝だ。

18年レディースチャレンジカップ(芦屋)、22年レディースオールスター(桐生)と女子G2のV歴はあるものの、夏冬の女王の座には縁がない。

特にクイーンズクライマックスは5大会連続で優出中も、あと1歩及ばず。トライアルの勝ち上がり方を心得るだけに、もどかしい思いが続く。

てっぺんを極めるために必要な要素は全て持ち合わせた。あとは勝利の女神がほほえむかどうかだけ。夢が現実になる瞬間は、すぐそこにある。

◆長嶋万記(42=静岡)賞金ランク3位

ターニングポイントになったのが、3着に終わった昨年の住之江大会優勝戦。これを機にレースに対する意識を変えた。「純粋にレースを楽しもう」。

成果は早速表れた。2月のG2レディースオールスター(蒲郡)で初の女子特別戦優勝を飾るなど、6月までに優勝6度。夏場こそ思うような成績を残せなかったが、11月のG2レディースチャレンジカップ(三国)は苦手な3コースを克服して2度目の特別戦V。リズムを復調させた。

近況の充実ぶりは参加メンバーの中でも屈指。勢いそのままに頂点へと上り詰める。(おわり)