SG2冠、長く東京支部を引っ張ってきた長岡茂一(58)が引退した。先月末で選手登録消除願いを提出。85年(昭60)11月に多摩川で57期生としてデビュー以来、約38年に渡るボートレーサー生活にピリオドを打った。

長岡はデビュー翌年の9月に11カ月目で初優勝(大村)を飾り、同年12月の第1回新鋭王座決定戦でG1初出場を果たした。そこから記念戦線で同年代の西田靖、1期先輩の熊谷直樹(引退)らとともに東京のエース格としてけん引した。98年にはデビュー地である多摩川で、SGモーターボート記念(現メモリアル)を優勝。多摩川の地名を冠した「是政のカリスマ」、ゼロ台スタートを連発するレーススタイルから「カミカゼ茂一」と呼ばれた。

そんな長岡も今期に入って平和島、多摩川の地元で2節連続フライングを切った。体調などの理由もあり、ついにカポックを脱ぐことを決断した。

 

浜野谷憲吾の話 若い頃は良くしてもらったなぁ。自分も後輩にそうしていかなきゃって思いますね。お疲れさまでした。

 

◆長岡茂一(ながおか・しげかず) 1965年(昭40)8月8日、東京生まれ。85年11月、多摩川でボート57期生としてデビューし翌月の江戸川で初勝利。通算2371勝。通算優勝は93度、うちG1は12度、SG2度。主な優勝はSGが98年多摩川モーターボート記念(現メモリアル)、99年住之江賞金王シリーズ(現GPシリーズ)。G1は91年徳山、92年浜名湖の新鋭王座決定戦連覇、G1だったころの92年住之江賞金王シリーズ、99年平和島周年記念、08年ダイヤモンドカップなど。