渡辺千草(61=東京)が、縁の深い佐藤隆太郎のSG初優勝を喜んだ。

「緊張したよ~。宿舎で見てたから。エンジンは出てたからフライングだけしなければ大丈夫とは思ったけどね。大したもの。今の若い子は萎縮しないね、すごい。東都のスターが、久しぶりに出てきたね。本当におめでとう」と目を細めた。

佐藤の師匠の長田頼宗は、渡辺の弟子。渡辺にとって佐藤は孫弟子にあたる。しかも、佐藤の伯母は元ボートレーサーで56期生の故・飯倉郁子さん。55期生の渡辺とは1期違いの間柄だ。

「小さい頃から知っているからね。隆太郎は、いくちゃんの弟の子どもね。隆太郎のお母さんも知っているし、お風呂に入れたこともある(笑い)。にこにこの笑顔は子どものころから変わってない。天国の“いくちゃん”も喜んでいると思う」。

重ねた年月、思い出を懐かしみ、佐藤の成長、周囲の歓喜を思い浮かべ、包み込むような笑顔で振り返った。

渡辺の今節序盤は1、5、6着。「乗りにくかった。普通はあるけど、走り方を考えないと」と着の下降、走法などを反省した。

それでも佐藤の優勝は確かな発奮材料になった。3日目5、9Rで奮起の走りを見せる。

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