力強くライバル勢を退けた。節一パワーを誇る倉持莉々(32=東京)が、イン速攻を決めて23年1月の常滑男女W優勝戦以来、2年9カ月ぶり、通算4回目の優勝を飾った。戸田は初、昨年10月の産休復帰後の初優勝になった。2着は高憧四季、3着は西橋奈未が入った。

ほぼ完璧なレース内容だった。スタートはコンマ09のトップ。2コースからの高憧のツケマイに瞬時に対応し、抜群の加速で一気に抜け出した。「(1周1Mは)危なかったあ~。でも安定板が付いても出足はしっかりしてました」。最終日は1Rから向かい風が吹き、安定板を装着したが、自他ともに認める猛烈パワーは健在。10戦7勝、2着3回のオール2連対Vで締めくくった。

今月末の津ダービーに夫の金子拓矢が出場。「旦那ばかりが稼いでいるのもあれなので」と相乗効果、最高のエールにもなった。

自らも今期の勝率は7点台で、A1級復帰は当確圏。今後は「1勝1勝を積み上げたい。師匠(飯山泰)と一緒に(関東)地区選を走りたい」と目標を掲げた。その飯山は次節の戸田に出走予定。「えっ、そうなんですか。しっかり情報を伝えて、11号機を引いてもらいたい」と、ほほ笑んだ。