上條暢嵩(32=大阪)が逃げ切って、2年ぶり2度目の王将戦制覇を飾った。オール大阪は初優勝した23年8月の摂河泉競走を含めて通算3度目。2着は岡村仁、3着は木下翔太で決着した。

上條がグランプリ優勝機に感謝の意を表した。コンマ10の踏み込みから先制するも、3コースの山崎郡が鋭いまくり差しで迫ってきた。しかし、ターン出口で加速すると山崎を引き波に沈めて独走態勢を築いた。「エンジンが良かったので、後押しをしてくれた。1Mはめっちゃミスしたわけではないけど、1発目の踏み込みが甘かった。でも、出口では舟が返ってきた」。GPで桐生順平を2度目の栄冠に導いた77号機のポテンシャルは健在だった。

次節は12日から芦屋G1。「今年の1発目を優勝できたのは良かった。大村(GP)にいけるように頑張りたい」と抱負を語った。