優勝戦が12Rで争われ、吉川貴仁(32=三重)インから危なげなく逃げ切り、新春を飾る今年初V。昨年7月の津以来の9度目、下関では初優勝を飾った。

強風が吹き荒れ、1Rから安定板、2Rからは2周の短縮レースで行われた。12Rも強い風の中でコンマ13のトップスタートを決めた。2コースの古賀智之がツケマイに出たが、動じることなく先マイを決めて、他艇を突き放した。

吉川は「古賀さんが、ツケマイに来てですか。全然気づきませんでした」と自分のターンだけに集中できた。

6勝2着1本の準パーフェクトVにも「今節は展開だけ。風が強くて乗り味も分からなかったし、足は普通でしたよ」とあっけらかんと話す。それでも集中力と落ち着きで4日間の短期決戦の流れを完全に呼び込んだ。

「いいスタートを切れました。今年は無事故でぼちぼちやっていきます」と大きな目標は掲げなかったが、三重支部の次世代エース候補の期待を背負って、さらなる飛躍を誓う。