桐生順平(39=埼玉)が初のMVPに輝く! 日刊スポーツ制定「第40回ボートレース年間三賞」の各賞受賞者が決まった。MVP相当の殊勲賞は、8年ぶり2度目のグランプリを制した桐生が初受賞。技能賞は優出19回、年間最高勝率8点オーバーと、1年間抜群の安定感だった茅原悠紀(38=岡山)が初の三賞受賞に。1、2着回数トップの敢闘賞は松田大志郎(38=福岡)は、5年ぶり2度目の受賞。また特別賞は、史上2人目となる同一年夏冬女子P・G1制覇の鎌倉涼(36=大阪)が選出された。授賞式は2月13日、東京都内のホテルで行われる。(データは日本モーターボート競走会提供)
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松田大志郎は圧倒的な成績で、2度目の敢闘賞を獲得した。2位の井上一輝とは勝ち星で1つ、2着数で20の差をつけた。しかも、出走数は松田の方が22走も少なかった。昨年は1月2日にフライングを切った。走れない時期がありながら、誰よりもファンの舟券に貢献した。「5年前に受賞した時は、300走を超えていたけど、昨年は出走数(289走)も多くはなかった。たくさん走った方が有利な賞なので、2連対に絡む確率が高かったと思うと、誇らしいです」と喜びを口にした。
26年前期適用勝率(25年5~10月)は自己最高の8・01。25年の年間獲得賞金も5000万円超えのキャリアハイだった。「適用勝率の8点は、1期間で149走してのものなので、しっかり、やり切れたと思います。賞金は賞金額が上がったからじゃないですか」と謙遜しつつ、満足感をにじませた。
26年の目標のひとつは連続受賞だ。「(敢闘賞を)2年連続で取った人はいないんですよね? それに向けて努力します。3度目を受賞できたら、もっと誇らしいですね」。今年も誠実に最後まで諦めず、舟券に絡み続ける。
◆松田大志郎(まつだ・たいしろう)1987年(昭62)12月5日、福岡県生まれ。09年5月に104期生として若松でデビュー。14年5月芦屋で初優勝。16年9月の常滑ヤングダービーでG1初優勝。通算優勝47度。SG出場10度。157センチ、53キロ、血液型A。
◆敢闘賞 12月初旬の中間発表時には、わずか3ポイント差に5人もひしめき、今年も例年通りの大混戦だった。そこから抜け出したのは松田。12月だけで17勝を挙げ2着6本と、すごい追い込みで逆転した。20年の第35回以来、2回目の栄えある受賞となった。2位の常住蓮はまだ25歳。年間110勝と「勝てる選手」であり、最後まで松田と首位争いを繰り広げたことは特筆すべき点だ。





















