定松勇樹(24=佐賀)がうれしいG1初優勝を飾った。

1枠で迎えた優勝戦、コンマ10のトップスタートを決めて先に回った。「ターンマークを回ったところで(優勝を)確信しました」。会心のイン逃げに胸を張った。

G15度目の優出で、ようやくつかんだ。24年SGオールスターVで、SG覇者になったのが先だった。「昨年はフライング2本切ったりして、いいスタートがきれなかった。正直、焦りもあった」。G1の準優1枠でも、まくられるケースもあった。「スタートはいかないといけないと思った」。自分自身で成長も実感していた。

表彰式で「グランプリを見据えて頑張りたい」と宣言。来年3月の地元からつでのSGクラシック出場権も手にした。「ひとつのチャンスをものにできる選手にならないといけない」。24歳の若武者がまたひとつ大きな階段を上った。