試練を冷静に乗り切った。松山将吾(31=滋賀)が、深めのインから持たせて逃げ、24年4月びわこ以来、約2年ぶり、通算6度目、浜名湖初優勝を飾った。

課題だったピット離れは展示でもやや劣勢。赤岩善生の前付け、5メートルの向かい風を受ける難題が重なった。しかし、本番はインを守り、コンマ12の2番手スタートを踏み込んだ。「ピット離れは大丈夫でした。起こしも100メートルと決めていた。スタートさえ行ければ逃げられる足もあると思っていた。落ち着いて行けました」。慌てず、たんたんと、やるべきことを成し遂げた。

近況はA2級も危うい状況だったが、今節の走りでリズムは一変。勝率は6点台まで回復した。「調子が悪かったので1走1走、成長できるようにしたい。結果、そうなればいいかな」。地力をつけつつ、A1級キープへ、さらに復調を加速させる。