9R準決勝戦に登場した女子NO・1の佐藤摩弥(34=川口)は、7連勝中と絶好調で注目を浴びた。佐藤は7枠から持ち味のダッシュを決めてトップに立ったが、すかさず続いた西日本地区の若手ホープ長田稚也に4周1コーナーでインから抜かれた。その後は、必死に2番手をキープ。山田達也の攻撃を封じて、なんとかファイナル優勝戦の切符を確保した。「タイヤが限界だった。連勝がストップして悔しいけど、気持ちを切り替えていきたいと思います」。エンジンについては、「スタートしてから伸びて行くので悪くはない。ずっと良くなかったけど、連勝する前に電気系統一式を交換してから上向いてきた。レースで使ったことのあるタイヤの中から、いい物を探したいですね」。川口記念は、16年にグレース初制覇を果たした思い出の大会。「もう10年前なんですね(笑い)」。優勝への自信度を聞くと、「状態は悪くないけど、他の選手と1対1になったら厳しいと思う。自分が先行して後ろが混戦になって、もつれるような展開ならチャンスあるかもしれません」。大会2度目&通算5度目のグレードレース制覇に向けて、女王がラストスパートを駆ける。