4位のセレッソ大阪は、ここまで5ゴールの38歳FW大久保嘉人に引っ張られ、全試合で複数得点をマークしている。

開幕から2-0、2-3、2-3、2-1、4-1と3勝2敗ながら5試合連続2得点以上。17日午後7時キックオフ予定の大分戦でも自慢の攻撃力を発揮できるか注目だ。

C大阪がJ1リーグ戦で開幕から5試合連続複数得点は、MF森島寛晃が7試合連続ゴールをマークした98年以来、23年ぶり2度目のクラブタイ記録。開幕6試合連続複数得点となれば、クラブ新というだけでなく、リーグ全体でも8年ぶり史上5チーム目の最多タイ記録となる。

昨季のC大阪の1試合平均得点はリーグ9位タイの1・35点だったが、今季はここまで2・40点と1点以上増加。8年ぶりに復帰したレビークルピ監督の下、攻撃サッカーを展開し、首位を快走する川崎Fの同2・60点に次ぐ2番目の数字を残している。

特に今季はサイド攻撃が威力を発揮。ドリブラーのMF坂元達裕と高精度のクロスを武器とするDF松田陸が連動して右サイドを切り崩し、開幕5試合でそろってリーグ最多の3アシスト。逆の左サイドからもDF丸橋祐介が積極的に攻め上がって攻撃に厚みをもたらし、チームのクロス成功数26本、同成功率32%はリーグ1位となっている。

大久保は今季5ゴールのうち3点をヘディングで記録。前節13日の横浜FC戦では後半15分に松田陸の右クロスをジャンピングヘッドで決めた。J1歴代最多190得点を記録するベテランFWのエリア内での動きだしが、サイド攻撃の機能性をさらに高めている。

中盤では主将の元日本代表MF清武弘嗣だけでなく、今季加入のMF原川力も攻撃の起点として前後左右にパスを配球。総パス数293本はチーム最多で、成功率も87%を誇る。運動量豊富なMF奥埜博亮がピッチを縦横無尽に駆け、さらにMF藤田直之も控える。実力者をそろえた充実の陣容で、複数得点での勝ち点3を狙う。


◆J1開幕6試合連続複数得点

04年磐田(桑原隆監督)2、3、3、2、3、2点

05年千葉(オシム監督)2、2、2、4、3、2点

07年浦和(オジェック監督)2、2、2、2、2、2点

13年横浜(樋口靖洋監督)4、5、2、3、3、2点

21年C大阪(レビークルピ監督)2、2、2、2、4、?点