30周年を迎える2023年のJリーグは2月17日に開幕します。

今季達成されそうな記録など知っておいて損はない、注目すべき数字を取り上げ、数々の見どころを随時紹介します。


札幌FW菅大輝(24)はJ1通算183試合に出場。あと17試合で節目の200試合に到達する。過去の達成者は343人。今年9月で25歳になるが、8月26日の第25節までに到達すれば24歳11カ月16日で、MF阿部勇樹(当時千葉)の24歳11カ月20日を抜いて史上最年少での達成となる。

J1デビューはプロ1年目の17年で23試合に出場。ペトロビッチ監督が就任した18年からは33、31、29、36、31試合とチームの主力として活躍を続ける。日本代表では19年12月14日の東アジアE-1選手権、香港戦で国際Aマッチ初出場初得点。21歳でのデビュー戦ゴールはJリーグ創設以降の最年少記録となった。

登録ポジションはFWだが、主戦場の左ウイングバックだけでなく、センターバックでもプレー。昨季は強烈な左足のシュートを武器に自己最多の4得点をマークした。J1通算183試合出場はMF宮沢裕樹(33)の203試合、DF福森晃斗(30)の188試合に次いでクラブJ1歴代3位。生え抜きの24歳レフティーが今季も札幌を引っ張る。


<J1年少200試合出場5傑>

24歳11カ月20日 阿部勇樹(千葉)06年

25歳0カ月30日 平野孝(名古屋)99年

25歳5カ月4日 遠藤保仁(G大阪)05年

25歳5カ月6日 山口智(G大阪)03年

25歳8カ月16日 柏木陽介(浦和)13年