大阪・堺市の広報キャラクターで、売り出し中のハニワ課長(推定年齢1600歳)が、なでしこジャパンが準優勝に終わったことで、ガッカリした様子だった。MF阪口夢穂、MF田中明日菜の2選手が堺市出身のため、6日は堺市役所でパブリックビューイングが開かれ、約100人が声援を送った。

 ハニワ課長は朝から業務があったとかで、会場を行ったり来たり…。試合終了間際に再び会場に姿を見せると「仕事やったんで、結果しか見ていない。サッカーのことはあまり分からないですけど、負けたのは残念」と元気なし。大勢の報道陣に囲まれると「私はハニワなので、代表にはなれない」と自虐的に話した。

 見かねた竹山修身市長(65)が「君は世界遺産を目指しているんやから」と肩をたたくと、同課長は「百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録に向けて頑張ります。私も日本のために、やる」と気持ちを切り替えていた。