ベルギー(FIFAランキング9位)は1次リーグ初戦でエジプト(同29位)と1-1で引き分けた。前半20分に先制を許したが、後半21分に途中出場のFWロメル・ルカク(33=ナポリ)が最初のプレーで相手のオウンゴールを誘発して追いついた。1次リーグ初戦に限ると、1990年大会から8戦無敗(5勝3分け)とした。
重戦車のような突破は健在だった。ベルギー代表歴代最多得点者であるルカクは、途中出場からわずか20秒ほどで同点ゴールにかかわった。相手DF2人にマークされながら突進。右からのグラウンダーのクロスに飛び込むと、ボールは相手に当たってゴールに入った。国際Aマッチ通算91点目とはならなかったが、いきなり大仕事をやってのけた。
今季はセリエAのナポリでリーグ戦5試合の出場で1得点。けがの影響もあって先発は1試合もなかった。1-1で迎えた終盤にはフリーで放ったヘディングシュートを外すなど、試合勘に不安を残す場面も見られた。それでも、リュディ・ガルシア監督(62)は「おかげで追いつくことができた」と33歳のベテランFWに感謝した。
さらに指揮官は「スーパーサブとして出場するたびにゴールを決めてくれるなら、それは素晴らしいこと。ルカクがピッチに入ってくるのを見たら、相手は震え上がるだろうね」。2018年大会で3位の実績がある「赤い悪魔」は、今大会もGKクルトワ(34=レアル・マドリード)、MFデブルイネ(34=ナポリ)を含めた黄金世代に頼ることになりそうだ。


