なでしこジャパン(FIFAランク4位)のW杯連覇はならなかった。米国(同2位)を相手に、MFロイドにハットトリックを許すなど前半16分までに大量4失点。

 同27分のFW大儀見優季(27=ウォルフスブルク)のゴールなどで2点は返したが、W杯決勝としてはワーストの5失点で敗れた。米国は4大会ぶり史上最多3度目の優勝となった。

 途中出場で果敢にドリブルで仕掛けたFW岩渕真奈(22)は「悔しいです。自分たちにできることはたくさんあったと思うが、2-5で敗れて悔しさしか残っていない」と涙を見せた。