なでしこジャパンの高倉麻子監督(49)が6日、今日7日にむかえるアジア杯初戦のベトナム戦の前日会見に臨み、意気込みを語った。

 19年W杯フランス大会予選も兼ねる大事な大会。高倉監督は「4年前のアジア杯では優勝しましたけど、現在はメンバーが大きく入れ替わった中で少しずつ準備してきました。なかなか攻守共にかみ合わない時期もありましたけど、大会に向かっていい準備ができたと思います。1試合1試合成長しながら戦っていきたい。予選に全てをぶつけます」と力を込めた。

 ベトナムの印象については「近年、力をつけているチームでありますし、最後まで戦っていく姿勢も感じます。テクニックもありますし、初戦なので難しい試合になると思う」と警戒した。

 グループリーグでは、ベトナム戦後の10日に韓国、13日にオーストラリアと対戦する。大会の戦い方については「(明日のスタメンは)大体は決めています。プランもありますし、考えながらやっていきたい」と話した。ベトナム戦後はスタッフらと共に同スタジアムで行われる韓国対オーストラリア戦も観戦予定だという。取材陣からは試合前日の過ごし方を問われ「(練習後は)スタッフミーティングをして寝ると思います。選手を信じているので、普通に生活します」と笑顔をみせた。