東京五輪のオーバーエージ(OA)枠はMF柴崎岳(27=ヘタフェ)の選出が鉄板となった。

南米選手権の全3試合で主将を務め、安定したプレーとリーダーシップを披露。常に森保監督と話し合う姿からも信頼感は絶大だ。チームの心臓部ボランチで柴崎以上の適任はおらず、五輪時の所属クラブと交渉する。12年ロンドン五輪に出ていない経歴も踏まえ、日本協会は新リーダーの柴崎に大舞台を経験させたい方針という。

24歳以上は最大3枠。2列目は久保、堂安ら人材抱負だが、22年W杯カタール大会に向けた融合にもなるため、中島は構想の中心に近い存在だ。森保監督は屋台骨センターラインの補強も考えており、今回はFW岡崎とGK川島が入ったポジションは大迫勇とシュミットが有力候補に挙がる。大迫勇については、協会はクラブとの交渉を諦めず継続する構え。GKは大迫敬が順調に伸びれば、3バックに備えてストッパーの昌子と植田が浮上する。秋の国内活動で融合を進める。