キックオフ時は3バックで臨んだ東京オリンピック(五輪)世代U-22日本代表だが、森保一監督(51)は後半途中から4バックに変更するプランを披露した。

後半17分、3バックの右に入っていたDF岩田智輝(22=大分)に代えてMF三好康児(22=アントワープ)を投入。同時に左ウイングのMF菅大輝(21=札幌)に代えて、DF原輝綺(21=鳥栖)を投入した。

もともと3バックにいたDF立田悠悟(21=清水)とDF板倉滉(22=フローニンゲン)の2枚をセンターバックに、原を左サイドバックに、右ウイングで先発していたMF菅原由勢(19=AZ)を一列下げて右サイドバックに配置変更。また三好を右MFに置き、シャドーの位置にいたMF堂安律(21=PSV)をトップ下に、MF久保建英(18=マジョルカ)を左MFにして、A代表と同じ4-2-3-1のフォーメーションを採用した。

森保監督は「我々が追う展開になり、今日のメンバーを見たとき、前線に攻撃力のある選手がベンチに控えていた。前線の人数を増やすということで、交代から攻撃的に、得点を狙いに、できなかった部分をやれるように、と考えました」と説明。「これまでの五輪代表活動の中でも、3バックと4バック、両方やってきました。試合前から選択肢としてありました」と、あらかじめ考えていたプランだったことを明かした。