東京オリンピック(五輪)世代のU-24日本代表MF堂安律(23=ビーレフェルト)が、愛称「マラドーアン」のPRに意欲を見せた?

20日、都内で行われた「ウブロ 大迫勇也&堂安律 チャリティーイベント」にサッカー日本代表FW大迫勇也(31=ブレーメン)、元日本代表MFの前園真聖氏(47)と参加。オンライン上でイベントに参加した子どもたちが、自身の愛称を知らない様子だったことを受けて「浸透していなかったみたいなので、もう少し頑張ります」と言い、子どもたちの笑いを誘った。

「マラドーアン」は、元アルゼンチン代表のマラドーナ氏から派生した愛称。そんなサッカー界の世界的スーパースターは、昨年11月に亡くなった。60歳だった。堂安にとって“本家”は同じ左利き、同じ攻撃的な選手として、憧れの1人。同氏の代名詞でもある背番号10は、先日のU-24日本代表でも背負ったなじみ深い数字でもある。イベント内では「小学校の時、恩師からマラドーナのプレー集をもらって」と常に身近な存在だったことを明かした。

来月には、東京五輪が控える。主力として活躍が期待される「マラドーアン」は「大きな大会が待ってますので、より貪欲、よりハングリーにやっていきたい」と意気込みを口にした。「対戦相手に勝つことは大事な中で、自分に打ち勝つことが大事。その信念は変えずに挑戦していきたい」。子どもたちだけでなく、日本、世界中のサッカーファンを「マラドーアン」の左足で魅了する。