DAZNの中継で解説を務めた岡田武史氏が、オーストラリアに競り勝った森保一監督の勝利インタビューの後、秘話を明かした。

引き分け以下で進退問題に発展する崖っぷちの状況。岡田氏はW杯フランス大会に向けたアジア最終予選で崖っぷちの状況で、監督のバトンを受けており、現在の森保監督の厳しい心境を理解している先輩でもある。岡田氏は「前にも言いましたけど、僕は森保監督のファンですから。彼の心情が分かっているだけに。勝てていないとき、連絡入れてやってくれ、と言われてたんですけど、入れられなかった。今日は連絡を入れてみます」と明かした。続けて「本当にホッとした。周りから見ていて彼らの気持ちが分かるだけに、何とかしてあげたいと思うけど、何もできないから」と本音を明かした。

決勝点はオウンゴールだった。岡田氏は「神様がほほえんでくれたと。勝つときとかは、あれ? やられたと思うのに入らなかったりするもの。自分でどうすることもできないが、運をつかみ取るためにどれだけ日ごろをやっているか。森保のチームは小さいことからやっているんですよ。ようやく今日、オウンゴールの形でほほえんでくれた気がする」と話していた。

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