日本(FIFAランキング23位)がガーナ(同60位)に4-1で勝ち、決勝に進んだ。MF久保建英(21=マジョルカ)に国際Aマッチデビューから3年で、待望の代表初得点が生まれた。トーナメント制で争うキリン杯。14日の決勝で日本は、チュニジアと対戦する。敗れたガーナは、同日にチリと対戦する。
ガーナのアッド監督は、「日本は、勝つのにふさわしいチームだったと思う」とし、日本の実力をたたえた。
「私としては日本の方が強かったことを認める。ただ、前半の最後の20分は、こちらもうまくやれていて同点ゴールを決めることできたが、ハーフタイム直前でゴールを入れられたのは不運だった。あの得点でくじけた部分ある。後半になり、私たちもまとまったソリッドな戦いをしたが、そこで3点目を入れられてしまい、かなりバラバラになってしまった。日本はコンビネーションも良く速いチームだったので、とても良いチームだった」とした。
さらに、「前半はボールポゼッションというより、日本を追うように、かなり走りまわっていた。もう少し忍耐強くという話をしていた。後半の最初の入りは良かったが3点目を入れられてから、バラバラになってしまい、日本にかなりのスペースを与えてしまう結果になってしまった」と話した。
「どんな試合でもちゃんと自分たちの全てを出す。日本が強かっただけだと思う」と素直に述べ、「日本はチーム全体として非常に良かったと思うので、誰かこの選手が特に優れていたとかそういう名前を挙げるべきではないと思う。全体として集合的にとても良いチームだったと思う」。
ワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグでは、韓国と対戦する。同じアジア、仮想韓国ともいえるマッチメーク。「実は同じアジアといえ日本と韓国はあまり似ていない。ただ似ているところもある。そういう面では今日の試合で学べる。例えば走ってプレーして走って、ちゃんと走り規律を持つこと」なとど、収穫も口にした。