サッカー日本代表の森保一監督(53)が6日に取材対応し、ブンデスリーガのシャルケへの移籍が決まったDF吉田麻也らについて言及した。

日本代表でも主将としてチームの大黒柱である吉田の新天地はシャルケに決定。11月のW杯カタール大会まで残り4カ月となった中、森保監督は「5大リーグの名門シャルケ。これで新しいシーズンへ落ち着いて前進していけるのではないか」と前向きに語った。

吉田の他にも、MF堂安律がオランダリーグのPSVからブンデスリーガのフライブルクへ加入。W杯の初戦で対戦するドイツでプレーする選手が増えた。指揮官は「バイエルン・ミュンヘンであったり、現ドイツ代表に選ばれている選手はブンデスリーガでプレーする選手が多い。ドイツのメンタリティーや、志向するサッカーが分かって本大会に向かえることはポジティブ。選手がより自信を持ってドイツ戦に臨めることになると受け取っている」と語った。

W杯まで時間が迫っているこのタイミングでの新天地選びは選手にとってもターニングポイントになる。森保監督は選手が新しい挑戦をすることを後押ししたいと話し「難しい状況に陥ることもあると思うが、チャレンジしないとまたレベルアップや殻を破ることはできない。最終的に選考に響くこともあるとは思うが、全面的に応援したい」と語った。