【デュッセルドルフ(ドイツ)20日=岡崎悠利】サッカー日本代表は、午後から約1時間半のトレーニングを行った。練習後にMF久保建英(レアル・ソシエダード)が取材対応し、チームの根幹の確立をテーマの1つに掲げた。

4年に1度のW杯まで残り2カ月を切り、代表活動も大会前最後となった。「リーグ戦じゃないので、負けても次があるわけではない。4年後(次回大会)が約束されているわけでもない。1つ、2つはこれという共通認識を、立ち返る場所というか、優先順位がきっちりできてくるのが1番だと思う」と、仕上げの段階に入ったチームのブラッシュアップが大切になるとした。

個人ではRソシエダードに新天地を求め、ここまで1ゴール2アシスト。充実を持って代表に合流している。「チームのみんなに助けてもらって、特徴を出させてもらっている」と、周囲との連係に感謝を口にした。もっともクラブと代表は別の次元にあるとし「チームでコンセプトを持ちつつ、ピッチ上では個人でも主張したらいいと思う」と、チームワークを築く過程で自身もアピールすることを誓った。