J2アルビレックス新潟はホームでFC今治に1-0で競り勝ち、勝ち点19に伸ばした。4日のツエーゲン金沢戦は0-0からのPK戦を制したが、ホームでの90分勝ちはJ1だった昨年6月15日の横浜F・マリノス戦(1-0)以来13試合ぶり。外国籍選手が躍動し、本拠地のビッグスワンは歓喜に包まれた。

前半42分、FWマテウス・モラエス(25)が巧みなステップで相手を翻弄(ほんろう)し、ペナルティーエリア手前から左足でゴール左隅に決めた。今季は出場9試合で5点目。新潟のすしが大好きというブラジル人レフティーの鮮やかな先制点だった。

その得点を演出したのがDFジェイソン・ゲリア(32)。6月開幕のFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会でオーストラリア代表入りを目指すセンターバックはフリーになったモラエスを見逃さず、鋭い縦パスを通した。

また、スイス国籍のGKバウマン(30)はこの日も好セーブ連発。前半35分に右に飛んでシュートを防ぎ、後半も相手の強烈なシュートをはじき出した。これで今季のクリーンシート(無失点)は11試合で7度目となった。

さらに、昨年7月から右膝の負傷で離脱していたMFダニーロ・ゴメス(27)の復帰は近そう。母国ブラジルでリハビリを続けていたが、10日にJリーグの登録選手に追加された。守備はバウマンとゲリアを中心に安定。突破力のあるダニーロが実戦復帰し、ブラジル人レフティー2人が前線にそろえば、新潟の攻撃力は確実にアップする。