日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長(57)が、続投が決まった森保一監督(54)に3つの要素をリクエストした。28日、都内ホテルで開かれた記者会見に出席。反町委員長は、今後に向けた課題として、

<1>個のレベルアップ

<2>若手(特にCF)の発掘

<3>能動的なサッカー

を挙げた。

反町委員長 個の成長、個の発掘というものは、これから大事になってくる。若い選手に目を向けて、若手の発掘もやっていかないといけない。攻撃の能力の高い、CFの発掘というものは、一番力を入れないといけないかもしれない。今回のW杯でも個で、攻撃に違いをつくれるような選手がいたか、何人かいましたが、まだまだ多くない。今後を見据えた中でやっていきたい。

さらに受動的なサッカーではなく、能動的なサッカーを目指す。フレキシブルに対応することも大事だが、もっとそういうことにも力を注いでいきたい。

壇上で話に耳を傾けながら、ペンを走らせていた森保監督は「全てにおいて、レベルアップしていかないといけない。全てをレベルアップできるよう、選手に働きがけ、環境作りをしていきたい」と意気込みを口にした。