韓国の各メディアは、アジア・カップ(アジア杯、来年1月12日~同2月10日)組み合わせ抽選会の結果が、同国に有利な結果になったと報じた。FIFAランキング27位でトップシードの韓国は、E組に入りヨルダン、マレーシア、バーレーンと同組に入った。

1次リーグの結果によっては、決勝トーナメント1回戦(16強)で、いきなり日韓戦が実現する可能性があり、同代表のユルゲン・クリンスマン監督(58)は抽選会後「16強で日本と対戦したくない」と話していた。

しかし同国各メディアは「トップシード国で優勝を競う日本、オーストラリア、サウジアラビア、イランがそれぞれの組で1位通過する可能性が高い。順調にいけば、韓国はイランに8強で勝てば、残りのシード国とは決勝でしか当たらない。64年ぶりに優勝に向けて素晴らしい抽選会だった」と報じた。

TV朝鮮は「大きなトラブルがない限り、韓国は8強でイラン、4強でカタール、決勝で日本と対戦するというシナリオが予想できる」と、決勝での日韓戦を予想した。