サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(20日~8月20日)に出場する、なでしこジャパン(女子日本代表)MF宮沢ひなた(23=マイナビ仙台)が、「ご当地選手」として躍動した。14日、本拠地ユアテックスタジアム仙台での国際親善試合パナマ戦に先発して69分プレー。1アシストをマークし、5-0の快勝に貢献した。

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マイナビ仙台唯一のなでしこジャパン・宮沢が、自身初の女子W杯を前に、本拠地ユアスタで至福のひとときを過ごした。昨季WEリーグでのユアスタの最多観客数は、昨年10月22日の開幕、ちふれ埼玉戦の3117人。代表の背番号7をまとった壮行試合パナマ戦は、その3倍超の1万206人が訪れ、喜びをかみしめながら69分プレーした。

「すごく楽しかったです。正直、いつも1万人入ることはないので(笑い)。『ユアスタってこんなに入るんだ』『こんなに盛り上がるんだ』と。本大会前最後に自分自身のホームで試合ができて勝てて、大会に行けるのは良かったです」

攻撃を活性化させた。2-0の後半15分、持ち味のスピードを生かして左サイドを突破。「いろんな選手(のプレー)に合わせるのが得意」と話すように、グラウンダーのクロスでMF藤野あおば(19=日テレ東京V)の代表初ゴールをお膳立てした。自身はシュート3本を放ち無得点だったが、推進力のあるプレーで相手の脅威になった。

宮沢が小学6年生だった11年、なでしこジャパンが女子W杯で初優勝を成し遂げた。澤穂希らが黄金のトロフィーを掲げる姿を見て「自分もその場に立ちたい」とW杯を強く意識。23歳となった今年、いよいよ憧れの舞台に立つ。

「女子サッカーを盛り上げていくためには、自分たちの結果、活躍が今後に響くと思う。自分自身は目に見える結果を求め、チームとしては優勝を目指していきたいです」

魅力的な試合をして、女子サッカーに明るい未来が訪れることを願う。「『なでしこ強いよね』『いいサッカーするよね』と、もっと多くの方々に見てもらいたいです」と宮沢。ファン獲得、競技者増加に向けては「本当にピッチ上で自分たちが、どう表現するかが大事になると思います」。名前の「ひなた」のように、チームを照らす存在になる。【山田愛斗】

◆宮沢ひなた(みやざわ・ひなた)1999年(平11)11月28日生まれ、神奈川県出身。向田サッカークラブ、OSAレイアFC、星槎国際湘南、日テレ東京Vを経て21年にマイナビ仙台入団。16年、U-17W杯、18年、U-20日本代表。18年11月、日本代表に初選出され、通算23試合4得点。WEリーグ通算39試合4得点。好きな選手はネイマール。160センチ、48キロ。