スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が28日、千葉県内で取材に応じ、パリ五輪にオリンピック(五輪)に出場しないことを明言した。

久保をめぐっては、24日に行われたA代表のメンバー発表会見で日本協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターがクラブとの話し合いで五輪出場が難しい結論に至ったことを明かしていたが、本人も「そもそもみんなで話して決まった結論なので」と表情を変えずにサラリと語った。続けて「そんな僕はどうしても行きたかったとかそういう話もないですし、クラブが大前提として難しいよという風に僕も納得している感じです」と決定に対して理解を示した。

パリ世代のトップランナーとして常に1歩先を走ってきた。飛び級で年代別代表に選出され、21年東京五輪では3戦連発などチームをけん引。3位決定戦でメキシコに1-3で敗れて号泣した。「次こそメダル」の思いは強いとされ、チームを率いる大岩剛監督(51)との会話でパリ出場意欲を示していたが、拘束力のない国際マッチデー(IMD)外での招集ハードルは高かった。日本協会の長年の交渉もむなしく、世代別で戦う最後の国際大会への出場は幻となった。ジャパンツアー中のクラブは29日、国立で東京Vと親善試合を戦う。