【ロンドン=佐藤成】日本代表(FIFAランキング18位)が、聖地ウェンブリーでイングランド代表(同4位)を1-0で破る歴史的金星を挙げた。前半23分にMF三笘薫(28=ブライトン)が決めた先制点を守り切った。
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イングランド相手にMF佐野海舟(25=マインツ)が持ち前の回収力を存分に見せつけた。MF鎌田とのダブルボランチで先発し、あらゆる場面に顔を出して長短のパスを次々にカット。球際での争いでも堂々と渡り合って強豪の攻撃の芽をつんだ一戦に「相手がどうであれ、勝ちに持っていけたのはデカい」とうなずいた。
前半41分にFW上田へのスルーパスで決定機を演出するなど、効果的な配球も光った。ボールを奪取するだけでなく確実に味方に届けるプレーが、日本の勝利を引き寄せたと言っても過言ではない。
格上相手にも「球際で負けないことは前提」と言い切り、その言葉通りのパフォーマンスを見せた25歳は「積み上げてきたことを出しながら、課題も毎試合出ている。チームに帰って課題と向き合って成長をしていければいい」とW杯本大会までの進化を約束。鎌田との盤石コンビは、日本の中盤に欠かせないものとなった。

