リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねるU-23アジア選手権に出場中の日本は、前日19日の1次リーグ最終戦でサウジアラビアに勝利し、決勝トーナメントの準々決勝イラン戦(22日)に臨む。日本代表は20日、ドーハ市内で軽めの調整を行った。

 MF大島僚太(22=川崎F)がスーパーゴールで3連勝に導いた。前半31分、ゴール正面で1人かわして約28メートルの位置から右足でミドル。無回転でゴール左上に突き刺さった。「スペースが空いたら打とうと思っていた。イメージ以上」と驚く一撃で、ゲーム主将の責務を果たした。イラン戦へ「ここから一発勝負。うまくいくことばかりじゃないけど、人に対して負けないようにしたい」。第1戦で警告を受けており「次もイエローをもらわないように」と、準々決勝まで持ち越される累積警告にも注意していく。