清水MF白崎凌兵(21)が相性の良さを生かしてゴールを目指す。今日18日に行われる山形とのナビスコ杯1次リーグ第1節に備え、17日には完全非公開で行われた最終調整に参加。今季、練習試合などでボランチ起用されることもあったが、今回は本職のトップ下で先発することが濃厚。「攻撃的にいけるポジションなので結果を残したい」と闘志を燃やした。

 山形には、いいイメージが頭に残る。白崎は13年8月から当時J2の富山(現在はJ3)に移籍すると、1カ月後の天皇杯2回戦で山形と対戦。移籍後初得点を含む2ゴールの活躍を見せた。昨季もリーグ戦で2度対戦しており、相手の特徴は熟知。「調子はいいのでここで得点が取れれば波に乗れる」と白崎。入団1年目の12年はナビスコ杯でプロ初ゴールをマークしチームは準優勝。思い入れの強い大会で結果を残し、スタメン定着をアピールする。【神谷亮磨】