J2京都は10日、和田昌裕前監督(50)を解任し、後任に石丸清隆ヘッドコーチ(41)が昇格したと発表した。18位に低迷する成績はもちろん、クラブ関係者によると、和田監督が8日徳島戦後の記者会見で、クラブ側に進退伺を提出したと明かしたことに、稲盛和夫名誉会長が激怒したという。翌9日には、今井社長から同監督に解任が伝えられた。中3日で12日にアウェー長崎戦が控える中、ドタバタの監督交代劇だった。

 この日は、京都・城陽市での練習前にミーティングを行い、石丸新監督が最初のあいさつで「当たり前のことがやれていない。まずレガーズをつけること。つけないとケガが増える」と指摘した。