富山第一がロスタイム弾で矢板中央(栃木)に勝ち越し、初優勝した前々回大会以来の8強入りを決めた。

 先制を許すも後半10分にMF賀田が同点。PK戦に備え、PKに強い控えGK久我を投入。準備を進めたが、終了間際にFW柴田が右クロスを左足で合わせて勝ち越した。今の3年生は2年前に日本一になった先輩たちの姿をスタンドで応援していた世代。DF早川主将は「先輩たちのように、もう1度全国で暴れてやるつもりできた」と話した。準々決勝では青森山田と対戦する。